土曜日
5312008
4分間のピアニスト
土曜日, 5月 31, 2008 at 1:17午後 
映画を見に行って大笑いしたり
大粒の涙を流したりすることがある。
安くない料金を払って二時間の娯楽を買うのだから
泣けたり笑えたりする映画に出会えるのは重要だ。
主人公のジェニーを演じた
ハンナー・ヘルツシュプルングという若い女優の
演技がとにかく圧巻だった。
こんなに混乱した役を
ここまで真っ直ぐ逃げずに表現できるのである。
その一点だけでもこの映画は見る価値がある。
劇中で流れる全ての音楽は文句なしにすばらしいものなのに
この作品はけして「音楽とはすばらしい」なんて言っていない。
なんというか、二人の天才が交じり合おうとして
けして交じり合うことのない世界では
そんなに安易なテーマを描いていないのだと思う。
ドイツですごい映画が作られたと聞いて
のこのこと映画館に出向いて行った僕は
ただただ言葉を奪われてしまった。
この作品を見て、
もし涙が流れるとしたら
それは言葉を奪われた、その後だと思う。
「4分間のピアニスト」
佐藤寛孝 |
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